2011年06月11日

復興支援のために個人でできること。

早いもので、あの大きな震災から3ヶ月経ちます。

しかし、復興はなかなか進まない印象です。

やはりあの規模と、地震・津波とは別に原発事故に見舞われてしまったことが

復興を阻み、さらに立ち上がろうとする皆さんの健康・命までも危険にさらしているのでしょう。



悲しみを乗り越え、前へと一歩を進めた被災地の皆さん。

それでも遅々として現状が動かないこと、

情報が錯綜し、事実が正しく伝わらないことが、

どれほど辛いことかと思うと、

本当にいたたまれない気持ちです。



被災した方と自分との違いを考えると、

そこには『住んでいる場所』という要素以外に何もありません。

私と同じように、家族と平凡ではあるけど幸せな毎日を送っていた方々の生活が、

一瞬にして崩れ去ってしまったのだと思うと、

そこに自分の姿を重ねてしまうのはどなたも同じなのではないでしょうか。



私たちの地域中津でも、

この3ヶ月間、いろいろなところで復興支援の動きが見えました。

地元青年会議所さんでは

とても早い時点から

たくさんの衣類等の救援物資を集めている様子をうかがいました。

さまざまな団体で復興の為の義援金を集めています。

中には直接現地に足を運んでいらっしゃる方々もいらっしゃいます。

市P連さんでも先日義援金集めのイベントを大々的に行っていました。

各イベントを知ると、我が家でも微力ながら協力させていただきました。

それでも、この長く続く被災者の方々の苦しみを思うと、

一個人として、さらに何ができるのかと問い続ける日々です。



この3ヶ月間、私が不定期に繰り返してきたことの一つに、

『大人の千羽鶴』というものがあります。

「本当に必要な鶴を被災地へ」ということで

グラビアアイドルの多田あさみさんが始めた募金方法です。

私も多田さんに習って、

千羽鶴を折るのと同じ気持ちを込めて、

鶴の絵が印刷されている千円札を被災地へ飛び立たせています。



義援金はなかなか被災者の手に渡らないという話も聞きますが、

だからといって、支援の手を止めてしまうと、

ますます、私たちの思いは被災地から遠ざかってしまいます。

直ぐには生かせてもらえなくても、

先々まで続く長い苦労に、いつかきっと役立てていただきたいと思い、

確実に生かしていただける団体を選んで寄付することにしています。

たとえば、多田さんのようにファミリーマートのファミポートを利用すると、

思った以上に簡単手軽に日本赤十字等に寄付できます。

この『大人の千羽鶴』、ネットで盛んに取り上げられてからずいぶん経ちますので、

少々流行遅れの感がありますが、これだけは一定ペースでずっと続けていこうと思っています。

他にも、個人でできること、無理なく長く続けられる被災者救援を、

これから先も考えていけたらと思います。

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Posted by イーオ at 21:53│Comments(0)つぶやき。
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